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2012年 05月 07日
宗像大社前からバスに乗って10分ほどで、神湊波止場に到着しました。
バスを降りると、すぐそばに大島行きフェリーの切符売り場があったので行ってみました。 窓口でフェリーのチケットを買っているおばさんがいて、売り場の人の声が聞こえました。 「あと3分で出るよ!」 チケットを買ったおばさんは、船の方に走っていきました。 私は早口で売り場の人にたずねました。 私 「観光で来たんですけど、この船で大島に行って、帰りの船が出るまでの間に 島を見てまわることはできますか?どのくらい滞在できるでしょうか?」 チケット売りさん 「日帰りですか?今から行って観光ね~。 神社があるくらいで、何もないですよ。」 私 「その神社が見られればいいんです!じゃ、とりあえず行ってみます。」 気持ちいい~~!! ここは玄界灘~~! おとこ~の~海だぜ~~♪ 地元民らしき乗客達はみんな階下の船室に集まっていました。 でもまさか今日、島に渡るとは思いもしなかったよ 大島島民は昔から漁業を生業としています。 宗像大社は海上交通の安全を守る神様として信仰されてきました。 私 「沖津宮(沖の島)へは一般の人は行けないそうですね。」 宮司 「そうなんです。でもこの島に沖津宮遙拝所というところがあって、 そこからお祈りできますよ。天気が良ければ、沖の島も見えるかもしれません。 ここから歩いて20分ほどで行けます。」 私 「そうですか!これから行ってみます。ありがとうございます!」 お天気も良くなって、とても気持ちの良い島の眺め。 甘夏柑が美味しそうになっていました。 ウグイスの声が響いていました。 青い海と青い空をバックに、絶景の中にある沖津宮遙拝所。 ここから48km先に沖の島はあります。 女人禁制の島で、いくつもの厳しい掟があるそうです。 沖の島は「海の正倉院」と呼ばれています。私が神宝館で見て感激した国宝の数々は、 沖の島で発掘された古代の祭祀で使われた神宝です。 島全体が御神体として崇められていて、今も辺津宮から神職1人が10日交代で絶海の孤島(沖の島)で奉仕しているのだそうです。現代にこんな神秘的な島があるなんて…。私は海の向こうの沖の島に手を合わせました。 韓国や中国の船が行き交う海の道標とされたことでしょう。 遣唐使も航海の安全を祈願して必ず宗像大社に参拝したそうです。 (神宝館解説より)沖の島の祭場は岩上→岩陰→半岩陰→半露天→露天の4段階の 変遷をたどり、4世紀から10世紀、大和朝廷が、鏡・金指輪・ 龍頭・唐三彩・馬具・奈良三彩などの豪華な品々を奉献し、対外交渉に係わる重要な国家的祭祠を執り行わった。約12万点に及ぶ出土品は、全て国宝・重要文化財に指定されている。 聞こえるのは波の音だけ。静かな静かな海辺でした。 小さな集落を通って港の方面へ。 ふのり、てん草、おきゅうと、ひじき。 16:20発のフェリーで島をあとにしました。 釣り客も何人かいました。 初めての宗像大社参拝は、何かに導かれていたような夢心地の1日でありました。 読んでくださった皆様にも御利益がありますように! そうそう…宗像大社辺津宮に祀られている市杵嶋姫命(いちきしまひめ)は 弁天様でもあります。弁天様と言えば、琵琶を持った姿の音楽の女神様 読んでくださった二胡らーの皆様にも、音楽的御利益がありますように!! #
by itosiihibi
| 2012-05-07 23:15
| 旅
2012年 05月 07日
GW明けの月曜日の朝。
博多駅からそれぞれの会社へ通勤する人々の波とは逆行して、駅へ向かう私。 私は歩きながら携帯を取り出し、結婚して福岡市内に住んでいる中学生時代から の友人H子に電話した。 私 「久し振り~!元気?」 H子 「あら~!どうしたと?」 私 「昨日から博多に泊まっとると。」 H子 「え~!?なんで?」 私 「GWに久留米に帰っとったっちゃけど、ちょっと前から弟家族が実家に同居しとる けん、やっぱ私も遠慮してね~。そんな実家に長居するのもあれやんけん、昨日から 博多の旅館に泊まっとると。せっかくやけん、こっちで観光でもしようかと思って。 ところで下の子はいくつになったと?」 H子 「2歳よ~。来年から幼稚園。」 私 「まだそげん小さかった~い。で、今日ヒマ?」 H子 「え~~?また急に…部屋が散らかっとる…」 私 「冗談、冗談(笑)実は今、博多駅に向かいよると。 宗像大社に行こうち思ってね。H子は行ったことある?」 H子 「あぁ、自動車の交通安全祈願のお祓いしに行ったことある。」 私 「そうやんね~。宗像大社ち言えば、交通安全のお守りっちイメージやんね。 でもね~実はなかなかスゴイ神社っち知っとった~?」 H子 「へぇ~、知らん。」 私 「やろ~?私も最近知ったっちゃけど…そういうわけで、 ちょっと行ってみたくなったと。」 ************************************************ JR博多駅から鹿児島本線“門司港行き”快速に乗って約30分。 東郷駅という田舎の駅で降り、駅前のバス停の時刻表を見ると、 宗像大社行きのバスはしばらく無さそう。仕方なく、タクシーに乗る。 のどかな田園風景の中をしばらく走って、1500円で宗像大社に到着。 この三女神は、伊勢神宮に祀られている天照大神の子供。 直線的、平面的で、見た目が非常にシンプルです。 いかにも神様がいそうな、神聖な感じがします。 あ、失礼…。確かに神様がいらっしゃる神聖な場所であります! 宗像大社は、ここ辺津宮と宗像市沖にある 中津宮(大島)と沖津宮(沖の島)の 三宮を合わせた総称なんです。 3人の女神様がそれぞれの御宮に祀られています。 この神明造の社殿には妙に感動させられました。 境内マップをたどって階段を登っていくと… 見ての通り、建物は何もありません。小高い山の上の、森の中の広場? 全国でも数少ない古代祭場だそうです。日本の祈りの原型がここに~! 現在も古来から続く儀式が執り行われているそうです。 悠久の歴史のロマンを感じました~。 ここがまたまた素晴らしかった! 話せば長くなりますが、ここには国宝がいっぱいあります。すごいです! この時お客さんは私1人だけだったんですが、2Fで流されていた45分間の 宗像大社を紹介するビデオに釘付けになってしまいました。 宗像大社は私にとって魅力的すぎる!!!私の心に火がついた瞬間でありました 社務所でお守りやら御札やらを買って、大社前のバス停へ。 大島に行く船がでているという神湊(こうのみなと)へ行こうと思い立ったのです。 神の湊(みなと)ですよ!! 神様の港!! 見てみたい! 宗像大社から神湊までは3.7km。昼食にコンビニで買ったパンなどを食べていたら、 1時間に1本のバスがやって来ました。 あ~~1回では書ききれなかったよ~「宗像大社編」。 次回も続きます。お楽しみに! って、楽しみにしている人はいるのか!? → 宗像大社② #
by itosiihibi
| 2012-05-07 19:25
| 旅
2010年 07月 09日
私、むか~しから中国の武術を見るのが大好きなのです! 今日は主に女子の剣術と伝統器械の競技を見ました。 このポーズがとってもクール♪ 私のピンぼけの写真じゃうまく伝わらないから、動画を見てね~。 私の好きな李連傑(ジェット・リー)の長拳。長拳も競技種目の1つです。 今日、武術を見ながら思っていたのは、 私もこんな風に二胡を弾きたい!ということ。 しなやかで、伸びやかで、強くて、軽くて、速くて、カッコイイ! とっても良い刺激を受けました~♪ あ。。。それと、ゆるみきった体を引き締めなきゃ!ということも… #
by itosiihibi
| 2010-07-09 22:06
| 私ごのみ
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